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はじめに

近年、食生活の変化や運動不足によって多くの生活習慣病が引き起こされています。「ヒトは血管から老いる」と言われているように、日本人の死因の約1/3は血管の病気である動脈硬化性疾患によるもの(厚生労働省HPより)であり、血管は私達の健康にとって非常に大切な役割を担っています。血管の老化が進むと動脈硬化が始まり、動脈硬化が進展すると狭心症や心筋梗塞といった重大な病気が引き起こされます。

サラヤはこれまで「衛生・環境・健康」の分野で『予防』に注力してきました。今回、『血管の状態を知ること』それが『動脈硬化の予防』に繋がると考え、血管の内皮機能を正しく評価する方法に着目いたしました。

血管からはさまざまな生理活性物質が生成され、それらは血管機能の維持に重要な役割を担っています。それらのなかで最も重要な生理活性物質は血管内皮が産生する一酸化窒素(NO)であり、このNO産生を見ることによって血管内皮機能、すなわち「血管の健康度」の評価ができます。現在、血管内皮機能の評価法は、この原理に基づく、血流依存性血管拡張反応(FMD)測定があります。このFMD測定が有用であることは良く知られていましたが、その測定の際の不安定さや煩雑さなど、多くの課題があったため、これまで広く利用されていませんでした。

FMD測定をもっと簡便に、もっと身近に・・・サラヤはこの問題を解決して、皆様の健康のお役に立ちたいと考えております。