商品情報

脈波測定装置ViewWave

画像ビューワー

特徴

座位・片腕測定

血圧計のように簡単な操作性で難しい手技は不要です。

2分30秒で自己測定可能

血管のかたさやひろがりやすさの評価を、2分30秒で自己測定することができます。

独自の指標『しなやかグラフ』で血管状態を可視化

測定した血管のかたさ・ひろがりは『しなやかグラフ』としてプロットされます。メモリー機能やプリント機能(別売)を搭載しておりますので、日常的な健康管理にお役立ちいただけます。

測定方法

①血圧計の要領で上腕部を腕帯ユニット内に挿入します。
②計測開始ボタンをクリックすると自動的に測定が開始します。
③ディスプレイ上に測定結果が表示されます。また測定結果をプリントアウトすることも可能です。

測定結果の見方

サンプル画像

日常的な運動や栄養管理により血管のしなやかさは改善するという報告があります。しなやかさの改善方法は血管Timesにも掲載しておりますので、是非ご覧ください。

しなやかグラフはLaView株式会社とサラヤ株式会社が共同で開発した独自の血管指標です。
拡張率・体積弾性率は診断に供するものではありません。

背景

動脈硬化は血管内膜へのコレステロール蓄積や血管壁の弾力性低下が進行した状態です。動脈硬化が進展すると血液の流れが滞りがちになり、血栓ができることによって心筋梗塞や脳梗塞が発症しやすくなります。

動脈硬化の早期発見のために、これまで種々の検査方法が開発され臨床的意義が検討されています。なかでもFMD検査は動脈硬化の最も初期の病象をとらえ得る検査として注目されています。

ViewWaveでは血管のひろがりやすさ(拡張率)とかたさ(体積弾性率)を同時に測定することで、血管のしなやかさをみることができます。

血管のしなやかさ算出原理

ViewWaveは非定常プレシスモグラフ法を活用することで、非侵襲的に「血管を診る」ことを実現しています。

カフを加圧して被験者の血圧よりも高い圧力で保持した後、ゆっくり排気し降圧します(図a左半分)。腕の中に血管が無い時と比べ、血管が有るときは、カフ圧低下により血管が膨らみ、圧力低下が緩やかになります。この両曲線の差が血管容積に相当します(図b)。これにより血圧―血管容積曲線(図c)が求まり、曲線の傾きから体積弾性率(血管のかたさ)が求まります。

降圧後、排気を止めてカフを一定容積で保持すると、血管が拡張し、カフ圧が若干増加します(図a 右半分)。この圧力変化をもとに血管の拡張率(血管のひろがりやすさ)を推定することができます。

参考:知の拠点あいち重点研究プロジェクト『管法則に基づく血管のしなやかさの測定システムの開発』

文献

広島大学・国立循環器病研究センターとの共同研究において、ViewWaveで測定した拡張率(pFMD)が、従来のエコー法で測定するFMD値(uFMD)と有意に相関したことが報告されました。くわしくは学術情報よりご確認ください。

利用場面

ViewWave 血管しなやかさチェック は、以下のようにお役立ちいただけます。
☆日頃の血管の健康状態のチェック
☆生活の習慣の見直し
☆血管の健康を保つ活動の成果確認やフィードバック

測定が簡便ですので、様々な場面で日常的な健康管理ツールとして活用することができます。

●病院・クリニック
日常利用による治療効果の確認や患者さまへの動機づけに。
●老健・公共施設
施設利用者の健康づくり支援のサポートに。
●職場
健康経営の一環として社員の動機づけに。
●調剤薬局・ドラッグストア
健康イベントや健康サポート事業の一環に。

※診断は医師のみが行える行為です。

製品仕様

製品スペック

項目内容
外形寸法W205×D393×H410mm
製品重量約5.7kg
電源電圧AC100V 50/60Hz
安全対策max300mmHgを越えると強制排気
20mmHg以上でmax180秒を越えると強制排気
付属品医療機器対応電源ケーブル

基本仕様

項目内容
医療機器届出番号27B1X00120000080
類別機械器具 18 血圧検査又は脈波検査用器具
一般的名称脈波計
医療機器分類一般医療機器 特定保守管理医療機器
販売名脈波測定装置 ViewWave

オプション

サーマルプリンター WS-K260L
レシート用 サーマルロール紙 20巻 wsr001

パンフレット・取扱説明書など

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