八女市では脈波測定装置 ViewWaveを導入し、健康教室やイベント、庁内の職員向け研修会などで測定会を実施しました。全7回の測定会を通じて、延べ353名の方に体験していただきました。
測定者の方々からは、「どうしたら血管が柔らかくなるのか?」「しなやかエリアに入っててよかった。引き続きがんばろう!」「生活習慣を改善して、また日を改めて測りたい」等の声が聞かれ好評でした。
当市の測定者は高齢の方が多かった影響か「しなやかエリア」外の方が大多数で、とても心配される方も多かったため、大きなパネルに皆さんの結果をシールで貼り、他の参加者の結果も分かるようにしました。
初めての検査で平均的な結果が分からないなかで、他の方の結果を示すことで、過度な心配を緩和できた印象があります。
まとめ
ViewWaveは「血管のしなやかさ」についてわかりやすく可視化できることで、自身の健康状態を意識し、自発的に健康づくりに取り組むきっかけづくりとなっていることを感じます。
また、測定者同士がお互いの結果について会話が生まれ、そこから健康づくりについての情報交換や協働して一緒にがんばろうと会話が広がり、住民さん同士の繋がりづくりにも寄与しています。個人から集団、そして地域の健康づくりまで幅広く展開できることを感じました。
国も健康日本21で目標としている健康寿命延伸に向け、今後もViewWaveを活用した健康プログラムや啓発活動に取り組み、市民の皆さんの健康づくりに貢献できるよう、より多くの方にViewWaveの利用を広めていきます。